間取り・動線

家の中で遠回り?片づけやすさにも直結する洗濯動線の作りかた【家事の工夫】

新しく家を建てるときも、
今の家をさらに暮らしやすくしたいときも、

とても大事になるのが、「生活動線」ですね。

この生活動線は、ご家族ごとに大きく違うので
「一般的には〇〇です」と言うことに合わせすぎてしまうのは要注意。

なぜかと言うと、使いにくいところがあっても
「家に自分たちを合わせなければいけない」暮らしには
ストレスが生まれるからです。

そして、「使いにくさ」は「片づけにくさ」とも
バッチリとつながっていますので、家の中が散らかる原因にもなっていきます。

お片づけ苦手な方がどうやって生活動線の中の
優先順位を考えていくとストレスも少なく暮らせるのか?を
洗濯動線を具体例として、
お片づけのプロ目線でお伝えします!

優先したいことは何?片づけやすくなる生活動線とは

弊社では、お施主様のおうちづくりに関わらせていただくとき、
そしてお片づけが苦手で困られている方の片づけをサポートさせていただくとき、
どちらの場合もかなり細かなヒアリングをさせていただいています。

その中でも、とても大切になってくるのが、
ご家族の暮らしの理想に向かって
今までのストレスをなくしていく、ということです。
(当たり前ですが。)

1・一人ひとり、何を優先させたいのかを考えよう!

2・毎日やらないといけない家事がラクになるように
生活の流れと動く距離を考えよう!

暮らしやすさって、なんでしょう?

なかなかの難しい問題です。
一様に「これです!」という答えはないですし、
一人ひとり違っているのが当然です。

暮らしやすさには、片づけやすいことも含まれていますよね。
なぜかというと、
生活の中でモノを使ったら、必ず片づけないと散らかっていくからです。

その中で、あなたの場合の
「これだけはスムーズにできないとツライ!」という
ことはなんでしょうか。

例えば?

具体的に洗濯動線を例にしてみたいと思います。

 

とにかく洗濯物が多いし面倒。できる限りラクな洗濯動線に!

・洗濯物の量が多い方、
・お子さんがまだ小さい方、
・洗濯がとても面倒な方、
・夫婦ともにフルタイム勤務、
・洗濯物がたまりがちな方、

など、

「洗濯が大好き!全然苦になりません!」という方以外は、
できる限り洗濯に関わる時間も少なくしたいところ。

このように、洗濯機から干す場所が近ければ近いほど、ラクになりますし、
干した場所からしまう場所が近ければ近いほど、ラクになります。

お片づけが苦手な方の場合もこの距離が長すぎたり、
たたむ手間がストレスなのにがんばってたたむ作業をしなければという感じで
ソファの上に洗濯物がたまりっぱなし。
ということも、よくある状況です。

お片づけ苦手という方の「洗濯の家事が苦手」感は、
洗濯動線の仕組みを整えることで解決できることが多いのです。

 

乾燥機を使う?使わない?

室内干し? 外干し?

誰が取り込む?

誰がたたむ?

どこでたたむ?

洗濯室・脱衣室にしまいたい洗濯物は何?

この辺りは、よくよく考えていきたいところです。

 

 

●「干す」というところに苦手感が強い方

乾燥機を日常使いすることを前向きに検討してみると
グーーっと手間が減ります。

お値段や、ランニングコストも気になるところではありますが、
自分の苦手を助けてくれて、毎日のストレスを減らしてくれる、
時短にもなる、と考えてみると、
「毎日乾燥機を使うこと」は必要な投資になりますね。

あとは、乾燥機にかけたくない洋服だけを干す場所を考えておきましょう。

一緒に浴室乾燥機能も使いながらだと、なおラクになります。

洗濯機を1日に何度も回す場合は、
何回かの一度だけでも乾燥まで終了できると
いいかもしれません。

もしくは、
家族シェアをしてみる。

ご夫婦でシェアする時は、洗濯をするタイミングを変えたりして
「これならできそう」という時間帯を探してみるのもオススメです。

 

・洗剤を入れて、スイッチをONにする
・乾燥が終わったものを、カゴに入れておく
・タオル類だけをたたむ

くらいなら、お子さんとのシェアもやりやすいですよ。

 

 

●「たたむ」ということに苦手感がある方

とにかく、たたんで収納する服を減らしましょう。
これに限ります。

干すときに、ハンガーに掛けて干し、
乾いたらそのまま収納スペースへ。
ハンガー干しをメインにします。

 

お片づけが苦手な方にも多いですが、
たたむこと自体がストレスだったり、
たたんであるものがギュウギュウに引き出しに詰まっていたりすると
入れるのも出すのも面倒になって、
そのうちによく切るものは外に出しっぱなしに・・・。
ということも多いんですね。

 

たたまないで収納する

・ハンガーに掛けて収納する

・ざっくりと放りこんで収納する

という方法が多くなります。

 

収納量としては、たたんだ方が省スペースなので
掛ける収納はそれなりにスペースが必要です。

とはいえ、クローゼットに使えるスペースは限られますし、
その場合は、やはり自分の洋服を厳選して、
本当に着るものだけをハンガー収納する必要があります。

結果、洗濯ストレスも減って、
しかも片づけやすくて服も選びやすくなるクローゼットになっていきますよ。

掛ける収納とたたむ収納の割合を
自分ならどうかな?と考えてみてくださいね。

新築やリフォームをする場合は、
今の洋服の整理を進めて、どれくらいの量があるのかを
知っておくことがとても大切です。

 

 

毎日の生活動線こそ、よく考えよう!

料理する。
ゴミ捨てをする。
洗濯をする。
掃除をする。
仕事をする。
リラックスする。
趣味を楽しむ。

毎日の中には、たくさんの動線づくりが必要になってきます。

毎日することこそ、気持ちよくでき、片づけやすくなっていることが
暮らしの豊かさを生み出してくれます。

まずは図面の中で、自分がおうちの中を実際に歩くリアルな感覚を持って
想像してみてくださいね!

読んでいただき、ありがとうございました。