ご訪問ありがとうございます。トトノエ堂です。
これから「おうちを建てよう!」と考え始めたり、
「今まさに計画中!」なとき、収納のことって後回しになりがちかもしれませんが、
その細かな収納のアレコレが実際の毎日を左右するってご存知ですか?
今回は、「お片づけが苦手な方ほどココ考えといて!」というお話です。
お片づけが苦手だって、暮らしやすいマイホーム を手に入れよう!
お片づけのサポートにも伺っているトトノエ堂がお伝えします。
オープン?隠す?自分が使いやすい収納はどっち?
お片づけには基本的なステップがありますが
その過程で、モノの整理が終わってくると
「どう収納したらいいのかな?」
と考えて、決めて、収めるというステップになります。
その時に悩みがちなのは、
オープン収納がいいの?
隠しちゃう収納がいいの?
ということではないでしょうか。
いきなり、結論ドーン!
正解はありません。
あなたにとっての最適な方を、場所ごとに選んでほしいなと思います。
場所ごとに最適になっていると、
使いやすい&暮らしやすい&ストレスも少ない
が実現していきますよ!
なぜなら、場所ごとに使う頻度や役割が違うからなんですね。
具体例の写真を見てみましょう。
例えば、
■テレビボード収納(造作)の場合
(収納計画させていただいた、長野県長野市:水野建設様)
何を収納したい?・・・テレビの前のスペースで遊ぶので、おもちゃの収納に。
誰が使う?・・・子供たち
ストレスない方法は?・・・ざっくり収納。→オープン収納がいい!
収納ケースは?・・・リビングなので大人もストレスのないカゴ収納で!
となっていきます。
■パントリー収納の場合
何を収納したい?・・・食品ストックや日用品。掃除グッズなど。
誰が使う?・・・家族みんな
ストレスない方法は?・・・パッと見渡せて、すぐに何があるのか分かること!
だからオープン収納で。
収納ケースは?・・・オープンなので、色の統一感があったほうがいいかも。
そのまま直置きでラクラク収納。細かなものなどは、
いつでも買い足せる定番ケースをメインにしよう。
*玄関やリビング周りからは見えない裏動線上にある間取りなので、
余計な扉は必要なし!
■キッチン収納の場合
何を収納したい?・・・お気に入りのものはずっと目に入るところに置いて、
どんどん使っていきたい!
他のものは、収納量もしっかり確保したい。
誰が使う?・・・家族みんな。主には、奥さん。
ストレスない方法は?・・・お気に入りのものだけ、飾り棚でオープン収納に。
収納方法は?・・・「実用性バッチリで収納量も確保できる」引き出し収納と
「飾る&使う」を分けたオープンな飾り棚で。
キッチンに「飾る機能は必要なし!」「ごちゃっと感が出てしまう心配あり」などの
場合は、飾り棚はつけるのはやめたり、統一感のある扉付き収納(隠す収納)を
検討した方がいいですね!
■収納スペースが、リビングやダイニング近くの場合
何を収納したい?・・・リビングクローゼットとして洋服収納
誰が使う?・・・主に夫の服。帰宅後すぐに着替えるので。
ストレスない方法は?・・・リビングやダイニングから丸見えなので、
扉をつけてスッキリ隠したい。
収納方法は?・・・戸は引き戸にして、オープンのまま使うこともできるように!
来客のときには、しっかり閉めて隠します。
お片づけが苦手な方は、隠しすぎると「ない」ものになる
そう思われる方もいらっしゃいますよね。
ごもっともです。隠してしまえば、見えません。スッキリ感は叶います。
ただ、お片づけが苦手な方にとっては、
隠す=見えない=ないものと同じ
という流れになっていきます。
そうなると、「収納スペース」自体が
ないものと一緒になる危険性ありです・・・。
収納の中にモノが(雑然とでも)詰まっているという状態が
本当に暮らしやすさにつながっているのかというと、そうではないことが分かります。
家を建てる時は金額が大きなものになるので、
ちょっと感覚がマヒしがちかもしれませんが、
当然作った収納スペースにも大きなお金がかかっています。
ストレスの少ない「使える収納」にしておくことが大前提ですね!
場所ごとに、使用頻度を考えて、オープンか隠す収納かを考えよう!
オープン収納は、扉の仕様がない分予算が少し抑えられるメリットもあります。
ただ、
「ここがオープンだと、絶対に雑多な感じがストレスになっちゃう!!」
そんな場所が最初に分かっているならば、少し予算をかけてでも
最初から扉をつけた方をオススメします。
その時の扉の仕様は要注意です!また別記事で。
暮らしやすいお家づくり、応援しています。
読んでいただき、ありがとうございました。
今までお家の片づけやお家づくりに関わらせて頂き、
後悔しない、納得のいく家づくりのためにこれが必要そうだということが分かってきました。
これは外せないということを10に絞りお伝えします。
この10のことをしっかりと考えておけば、納得のいく家づくりにつながりますよ。