キッチン収納

お片づけが苦手な人の悩み率高し!キッチンのゴミ箱どんな種類を選べばいい?

生活するには、必ず必要になってくる「ゴミ箱」。

どこで使うのかを考えてみると、場所ごとに必要な大きさなども
違ってきますよね。
キッチン、リビング、洗面所、個室、などと
家の中にいくつもあることと思います。

特にお悩みとストレスが大きいのは、キッチンのゴミ箱ではないでしょうか?

分別しないといけない何種類ものゴミが出る場所なので、
ゴミの種類ごとにどれだけの大きさがいるのか、
置く場所はどこにしたらいいのか、本当に悩ましいところ。

お片づけが苦手な方のお宅では、
ゴミ箱が小さすぎますね、とか、この置き場所は使いにくいですよね、
という状況が多くみられます。
何を選んでいいのか分からない、ということで、
ゴミ袋をそのままの状態でキッチンに床置きされている方もいらっしゃったり。

新築する時など、いちから考えるときも
大きなポイントになるキッチンのゴミ箱問題。

今までのお片づけサポートのお客さまからの気づきも含めて、
どんな風にゴミ箱や配置を決めていくといいのかを
お伝えしていきますね!
お片づけが苦手な方でゴミ箱問題がある方は
「このサイズを買って、ここに置こう!」と
分かるようになりますよ。

キッチン内でパパッと処理したいゴミの種類とゴミ箱の数は?

(無印良品ホームページより)
大き目なゴミ箱が必要なのはどの種類でしょうか。

キッチン内でけっこう広めなスペースが必要になってくるので
まず大きなゴミ箱がいくつ必要なのかを決めていきましょう。

ご家庭によってよく出るゴミの種類は違うと思いますので、
「うちの場合は?」というところで、今のゴミ状況を把握しましょう。

例えば、

一番よく出るゴミ:可燃ごみ、プラスチックゴミ

生ゴミとその他の可燃ゴミは別にしたいですか?・・・別にしたいです。

45Lの大サイズ1つと、生ゴミ用1つ、プラスチックゴミ・・・
3つをキッチン内に置きたい。

 

次によく出るゴミ:ペットボトル、アルミ缶、紙類

ペットボトルとアルミ缶はスーパーに行くたびに持参してリサイクルしてます。

20Lくらいの中サイズゴミ箱2つ・・・キッチン内でなくてもいい。
一度シンクでゆすいでゴミ箱に入れたいのでキッチン周辺には置きたい

紙類は、新聞がメインなのでダイニング周辺へ

補足:
この場合、いつも持参する買い物カゴの中を一時保管場所として定位置に。
というのも、アリですね!

その他のたまに出る分別ゴミ(不燃ごみ、ビン類、電池など)
あまり出ないので、キッチン内でなくてもいい

パントリーや勝手口周辺、キッチン周辺などが便利。
ある程度のまとめスペースをとっておく。

この場合、
キッチン内に大サイズのゴミ箱が2つ、生ゴミ用1つ
キッチン周辺に中サイズのゴミ箱が2つ、
その他の分別ゴミはまとめスペースを確保。

となります。


お片づけが苦手だなと感じていらっしゃる方には

ある程度の大きさも必要。

 

よく出る種類のゴミ箱を小さなものにしすぎると
結局あふれてしまってゴミがキッチン内の足下にたまる、ということもあります。
それは阻止していきましょう・・・。

 

 

ゴミ箱の置き場所、キッチン内のどこが最適?

片づけやすい家事動線を考えれば、シンク下のスペースが一番です。
生ゴミも、まとめてそのまますぐ下のスペースへポイっとできますね!

ただ、シンク下収納をゴミ箱スペースにすると、
当然ながら収納量としては減ることになります。
そのあたりをよく考えて、場所を決めていきましょう。

自分がキッチン仕事の中で一番動線よく動けると助かることは何なのか?

 

をぜひ考えてみてくださいね!

「シンク下はゴミ箱よりも収納として使いたい」
という方は、キッチン背面やパントリーにゴミ箱スペースを作っていきましょう。

振り返ったら、すぐにゴミが捨てられる。
となるので家事動線としてもオススメです。

キッチン内にゴミ箱はインテリア的にイマイチ・・・!
という方もいらっしゃると思います。
新築で間取りを考えるときなどは、自由に設計できるので
それがまた楽しいところでもありますね。

「わたしは家事動線の最短よりもビジュアル優先!」の場合は
キッチン近くのパントリー内に定位置をつくることをオススメします。

どこに何を置いて使うのか?は、
全てに置いて、優先順位をつけることから始まります(*’▽’*)
大変かもしれませんが、1日に何度も使う場所でもあるキッチンで
ゴミ箱問題はとても大切。
がんばって考えてみてくださいね!

 

キッチン周りのゴミ箱、収納スペース目線でタイプ別にご紹介

フタ開閉自動タイプ

(ZitAホームページより)

自動センサーでフタが横に開閉するタイプです。

<収納スペースの目線では>

横開きなので、ゴミ箱の上にスペースはあまり必要ありません。
カウンター下などの位置でもピッタリ収まります。
カウンター下に置きたい場合、
ゴミ箱の上には15〜20cmのスペースがあると手もすっと入って
ゴミ捨てをしやすそうですね。

ちなみに、こちらのゴミ箱は、
・ZitA(ジータ)

45L対応のZitA、30L対応のZitAminiともに奥行きは33,5cm。

一般的な食器棚やキッチン背面カウンターの奥行きが45cmとすると、
その下のスペースに置くようにしても
前面に飛び出ることはありません。

 

 

ペダルタイプ


ペダルを踏むとフタが開くタイプです。

<収納スペース目線では>

フタの奥行きの長さの分、ゴミ箱の上にスペースが必要になります。
カウンター下などに置きたい時は、
必ずフタを開いた状態でのサイズをチェックしましょう!

家事ストレスを少なくするという点では、
静かに開閉するタイプの方がストレスは少なくなりそうです。

ちなみに、こちらのゴミ箱はシンプルヒューマン。

ペダルタイプ、バタフライタイプ、タッチバータイプなど
いろいろあります。

とてもスタイリッシュでもあるので、
カウンター下、シンク下などのほか目につくところに置いてあっても、
ストレス少なく使われている方も多いですよ。

 

 

■バタフライタイプ

フタが中央から両側に分かれて開くタイプのゴミ箱です。

<収納スペース目線では>

バタフライのタイプは、フタが中央から両側に分かれて開くので
通常のようにフタの手前が跳ね上がって開くものよりも
とても省スペースになります。

ちなみに、こちらのゴミ箱はケユカ arrots ダストボックス(27L)
フタが静かに閉まったり、ゴミ箱の後ろ側にはキャスターがついているので
手前に引き出すときもスムーズです。
一番大きなサイズは27Lになります。

 

■自分で開閉するシンプルタイプ

(無印良品ダストボックス・縦)

(無印良品ダストボックス・横)

(I’mD ゴミ箱 クード シンプル ワイド)

フタを自分の手で開けてゴミを捨てる、シンプルなタイプです。
縦開き、横開き、など商品によって選べるようになっている
ものもあります。

<収納スペース目線では>

縦開きのフタを全開にして使いたい時は、
ゴミ箱の上に広めの空間が必要になります。(写真上)

「フタをちょっと手で持ちながらゴミを捨てる」なら、
上部に20cmほどのスペースがあると、
余裕を持ってゴミを捨てることができます。

また、フタが縦と横で上部の必要スペースが変わるので
寸法を注意しましょう。
横開きタイプだと、開けっぱなしにもしやすいですよ。

 

■フタなしで放り込みタイプ



ニオイが気にならないような種類のゴミには
このようなフタなしタイプのゴミ箱もあります。

「いちいちフタを開けること」が面倒になってしまう方には
向いているゴミ箱です。

ポンポン!と放り込みたい場合は、
わざわざゴミ箱を手前に引き出すことのないように、
上部にそれなりのスペースが必要になります。

とはいえ、ゴミの中身が見えすぎることもストレスにつながって
いくので要注意です。
その場合はパントリーなど、目線から外れる場所に定位置を。

ちなみに、こちらのゴミ箱はダンボール製
不要の時にはたためたり、意外と耐久性もあったり、
軽いということもあるので、シニアの方にもよさそうですね。

まとめ

まず大切なのは、
自分の家で週にどれくらいのゴミ量が出るのかを知っておくこと!

そこから必要なゴミ箱の大きさを決めていきましょう。

お片づけが苦手な方には、
「この一手間がちょっとめんどう・・・」というズボラさん率高し!

私たちお片づけのプロも、実はズボラ出身者が多いんですよ^^

凸凹が多くて掃除も大変・・・というものも向かないことひとつです。
自分にムリのないところでモノ選びをしていくのがオススメです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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今までお家の片づけやお家づくりに関わらせて頂き、
後悔しない、納得のいく家づくりのためにこれが必要そうだということが分かってきました。
これは外せないということを10に絞りお伝えします。
この10のことをしっかりと考えておけば、納得のいく家づくりにつながりますよ。